【FX週間見通し】ドル円は戻り売り継続?ユーロ・豪ドルのプロ解説テクニカル・ファンダメンタル分析【5月26-30日】

先週の相場状況と今週の注目点
投機筋の過剰な円買いの巻き戻し(急な円安)や、やや行き過ぎと言われるドル安からの反転(ドル高)という値動きは気になるものの、おおむね先週もドル円の戻り売りがワークした1週間ですね。この辺はブログやnoteでも解説してきた通り。今年のドル円は1円以上の大陽線が出た翌日はほぼ90%以上の確率で陰線引けということもあり、吹き値があれば売りで対応したいところでしょう。
ただし、トレンドに関しては、なお悩ましさを残します。ドルからの逃避でユーロが今年の主役になりそうな流れはあるものの、先週のPMI(購買担当者景気指数)を見る限り、欧州経済は底を固めきらないイメージです。
一方で米国の経済は関税にも耐えて粘り強い状況なので、なんだかんだドルも底堅く、ユーロは鉄板で買えるレベルにないといった感じでしょうか。
それでも、値動きの傾向というのは明らかになりつつあり、だんだんと狙いたいトレードチャンスが割と出てきた感がありますから、しっかりブログの方でも解説していきます。
先週は+4.4万円。こんな感じで、実況も続けていきますので、ぜひフォローしていただければと思います→@yukimamax欧州指標が弱く、ドル買い戻しのターンに。欧州が弱いとキツイ。とりあえず、利益確定してまたチャンスを待ちます。144円台乗せてきたら検討するぐらい。
— ゆきママ (@yukimamax) May 22, 2025
今年は買うべき通貨が見つからないから、マジで極端なトレンドが出ないので、ほどほど利食いがベターなんだけど、ついつい欲張っちゃうんだなぁ https://t.co/rsbBhhMKGo pic.twitter.com/MizyMvlDjE
それでは、今週の見どころやトレード戦略について解説していきます。役に立ったらSNSで記事の拡散や興味のあるサービスがあれば、ブログのバナーから口座開設いただけるとモチベが上がるのでよろしくお願いします💪
PR/不安な人はノースリッページ注文!
FXで一番怖いのは追証で借金を負うこと。でもIG証券の『ノースリッページ注文』なら大丈夫!相場急変時でも指定価格で必ず決済されるから、"窓開け"や"レート飛び"による想定外の損失を防ぎます。週末持ち越しや重要指標発表時も安心して取引可能。追証リスクなし!

今週もトランプで円高か…
日本の状況を見ると円を持ちたいとは思いませんが、トランプ大統領がEUに50%関税をかけるとかメチャクチャなことを言うと、米国売りからの米ドル安、そしてEUの景気が悪化しそうなのでユーロ安となり、主要通貨の中で円が買われる流れになりがち。なので、まずは今週も円高は意識されやすいでしょう。金利急騰にも関わらず、日銀の姿勢はさほどハト派的になっていないのも円高要因と言えます。
とはいえ、繰り返しになりますが投機筋の円買いポジションが過去最高なので、ガンガン下げるほどの勢いは出ない可能性が高いです。
トランプの発言に反応しながらズルズルと下げ、逆に関税緩和などのニュースのヘッドラインに過剰反応して瞬間的なポジション解消からの急騰(ドル円・クロス円)となりそうなので、この辺の値動きに警戒しておきたいところでしょう。
ドル円/今週も吹き値売り
ドル円は5月12日に148.60円をつけた後、ズルズル後退ですね。結局、この値動きでトレンドというよりもレンジ、ドルの先安感と円の先高感を意識させるような結果となっています。
テクニカル的には、ボリンジャーバンド(青・水色線)が緩やかに縮小しており、方向感には乏しいので、よほどの決定打が出ない限りはレンジ気味でしょう。
下値メドは大台節目の140.00円でしょう。142.00円レベルのサポートを割り込んでいくような流れになるのであれば、見えやすい水準かと思います。
逆に上値に関しては、まずは21日移動平均線(144.581円)が上値を抑えそうですね。145.00円や145円台では重さが意識されそうですので、144.00円に近づいたら売りといった感じでしょう。
◆ファンダメンタル:
まずはトランプ次第ですね。EUへの50%関税が発動されると、流石に米国売りが再度加速しそうですからね。逆に関税ナシよとなれば、米経済の底堅さから過剰と指摘されているドル売りの巻き戻し、ドル反発も考えられるので警戒が必要です。
あとは週末(30日)発表のPCEコア・デフレーター(個人消費のインフレ指標)なども影響してくるでしょう。インフレが懸念されれば、なんだかんだ金利の高止まり意識でドルが一旦反発しそう。
◆トレード戦略:
トランプ関税に中東情勢の悪化など、不測の事態が発生すればやはり円高には傾きやすそう。
とはいえ、投機筋の円買いポジションはパンパンで、下がれば下がったで実需や押し目買いもあって下がりきらないのは先週も証明済み。
なので、引き続き吹き値売り推奨ですね。急上昇して、143円台半ばから上や144.00円といった水準が近づいてくれば軽くショート(売り)で入って、21日線ブレイクの144.60円で一旦撤退でしょう。
豪ドル円/リスクオンなら買い
先週はタカ派(強気)と見られていたRBA(豪準備銀行)が、米国の関税により不確実性から0.50%の利下げの可能性を協議とのことで、ハト派との見方から豪ドルが急激に売られる場面もありました。とはいえ、年内残り2回の利下げをして利下げサイクルは終了となっているため、中国への高関税などがなければ、極端に売られる可能性は低いでしょう。

こちらもトランプショックから買い戻しの流れで5月に高値をつけましたが、その後は上昇の勢いが持続ぜずに反落しています。
目先は一目均衡表の基準線(92.642円)や、21日移動平均線(92.904円)がポイント。抜ければ89日移動平均線(93.750円)ぐらいは戻せそうですが、94.00円ラインを抜け切れるかどうか。
下値に関しては、92.00円ラインや90.00円ラインが強いサポートとなりそうで、この水準では押し目買いも入りそうです。
◆ファンダメンタル:
RBA自身が関税の影響を気にしていることもあり、トランプ関税が今後も動かしていくことにはなるでしょう。あとは、つながりの強い中国経済ですね。
また、イベント的には28日に豪4月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されているので、この数字次第でも動いてくることになるでしょう。弱めの数字があれば、下値試しとなりそうです。
◆トレード戦略:
トランプというノイズを無視できるなら、まずは押し目買いで良さそうな雰囲気ではあります。RBAのハト派姿勢で売られましたが、あくまで関税の影響を懸念したものであり、関税問題がクリアされるあんら、そこまでハト派というわけでもないでしょう。
とりあえずは92.00円ラインを背に買ってみて、割り込んでいく流れなら損切りして底確認でしょうか。トランプが暴れ出せば当然割り込んでいくので、そこは注意です。
PR/業界最高水準スワップ×最速5分申込
LIGHT FXは主要通貨の高水準スワップと業界最狭水準スプレッドを両立。口座開設・維持手数料0円、最短5分で申込完了。LIGHTペアならドル/円・ユーロ/円・ポンド/円で日々のスワップ益を逃さず積み上げられます。このブログ限定で5Lot取引で3,000円キャッシュバック!
ユーロドル:押し目買い意識
少し長いテーマとしての米国売り、そして欧州買いがあることを踏まえれば、ユーロドルの押し目を狙いたいところではあります。ただ、先ほども書いた通り、欧州は景気が固まり切らないんですよね。PMI(購買担当者景気指数)のコメントを見ても、欧州は先を見ているというか、中国との暫定合意が90日間ということもあり、交渉が決裂した場合に備えています。
一方、米国はなんだかんだイケイケ。もちろん、決裂に備えて確保する動きはあるものの、見通しを悲観していないというか。この辺の違いが経済の強さにも表れていると言えるでしょう。

上昇の勢いはやや鈍化していますが、まずは小じっかりですね。サポートラインとしては、1.115ドル。さらに下には1.10台が強い支持ゾーンとなりそうなので、このレベルまで押し下げがあれば、とりあえず買いですね。
逆にレジスタンスとなりそうなのは、1.140-1.150ドルでしょう。このレベルは2022年1-2月以来という水準でもあるので、かなり重たくなっています。もっとも、ここを抜ければ1.17ドルレベルが見えてくることになります。
◆ファンダメンタル:
ユーロドルは堅調な推移でした。やはりトランプの政策不透明感が世界的に強まっており、米国資産からの逃避が続いています。一方で、くどいようですが欧州の景気は減速気味なことから、上値も重たくなっています。
ただし、今は米国が粘り強いので相対的に米国>欧州という経済の序列でドルが買われていますが、もし米国の経済も失速となった場合は、対ユーロではドル安が一段と進みそうです。
そういった意味で、週末(30日)発表の米4月PCEは注目されそうですから、しっかり見ておきましょう。
◆トレード戦略:
1.140ドルラインやそこから上があからさまに重たいですし、トランプ次第というのもあるので、まずは押し目を待ちたいところでしょう。
少なくとも21日移動平均線(1.12784ドル)前後までは我慢。ここを割り込んでくると1.120ドルぐらいまでは下げやすそうなので、そこで追加できればベターでしょうか。
ユーロ円:完全にレンジ意識
ユーロ円もファンダ的には変わらないですね。ドル安からのやや円高の流れの影響を受けそうですが、チャートを見ればわかるようにずっと横ばいでの乱高下です。
下値に関しては、200日移動平均線(161.464円)と一目均衡表の雲が強めのサポート帯を形成しています。したがって、161円台では押し目買いが入りやすいと見られますし、160.00円台を割り込む動きにはなりいくいでしょう。
一方で、163円台からは上値が重く、164円台はレジスタンスゾーンと言えるでしょう。また、ご覧の通りですが、RSIやMACDといったテクニカルを見てもトレンド的には横ばいとなっていますので、まずはレンジ意識でトレードでしょうか。
◆トレード戦略:
基本的には161.00-164.00円のレンジを意識したトレードでしょうか。方向感はあからさまに欠けており、EUへの50%のトランプ関税が発動されて、した抜けるかどうか、という程度ですからね。
レンジと割り切ってトレードするのであれば、引き続きユーロ円ということにはなりそうですが、とりあえず今週は様子を見てみたいところでしょう。
PR/少ない資金で大きなリターンが狙えるFX
少ない資金からスタートでも大きなリターンを狙えるのがFXの魅力です。また、このブログの専用バナー経由で口座開設するとお得なキャンペーン・特典があります!さらに、今回は1万円程度で十分トレードできるFX会社を紹介!初心者の方もまずは試しにやってみましょう。
ブログ限定のキャッシュバックも充実しています。少ない資金でトレードしつつ、キャッシュバックで証拠金を増やすことも可能ですから、ぜひ活用していただければ⬇️
GMOクリック証券:アプリNo.1!
GMOクリック証券は高スワップ、1,000通貨から取引OK!パソコン/スマホ両方でサクサク操作できるツールは、アプリランキング第1位!(※MINKABUFX会社比較「2025年版FX会社年間スマホアプリランキング・取引ツールランキング)
◼️紹介記事→PR/【4,000円CB×最短30分取引開始】GMOクリック証券でFXも日本株・金投資もまるごとスタート
⚠️【注意】申し込み前にブラウザの設定確認をお願いします↓

また、口座開設のやり方を動画にまとめました!迷った方は見てください。18歳以上なら、誰でもスマホで簡単に口座開設に申し込むことができます↓
みんなのFX:ドル円スプ0.15銭
ドル円(LIGHTペア)スプレッド0.15銭(AM8:00~翌5:00/原則固定・例外あり)で業界最狭クラス。1,000通貨対応だからコストを抑えて高速スキャも長期保有も思いのまま。口座開設&5lot以上で、ゆきママ特製“ファンダ分析レポート”を無料進呈!さらにLIGHTペアは低スプレッド×高スワップ設計で放置運用に◎
◼️紹介記事→みんなのFX|TradingView無料&最大100万円キャッシュバック!口座開設キャンペーンと評判まとめ/PR
ブラウザ別の設定方法解説!✅口座開設前に必ず確認してください
もしCookieが無効で、プライベートorシークレットモード(黒い画面)を使っていると、トラッキングが無効になり、限定キャンペーン・特典を受けられなくなることがあります。夜だとダークモードでもアドレスバーが暗くなってしまうので、特にプライベートモード(Safari)・シークレットモード(Chrome)になってないか確認してください。
✅解決方法【Cookieを有効にし、シークレットモードを解除する】
口座開設前に、以下の手順で設定を確認し、バナーをクリックして手続きを進めてください!
🚨iPhoneからX(旧Twitter)アプリ経由でこのページを開いた方
まず、右下のSafariまたはChromeのマークをタップし、ブラウザでページを開いて設定を確認してください。
iPhoneの設定方法
Androidの設定方法
PC/タブレットの設定方法
コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!