アップル株の下落でナスダックは伸び切れない?ドル円は底堅く、ポンドは戻り売りか→1月18日のトレード戦略

アップル株の下落でナスダックは伸び切れない?ドル円は底堅く、ポンドは戻り売りか→1月18日のトレード戦略
アップル株が急落した背景とは?(↑今年のS&P500採用銘柄のパフォーマンス)
今日は金利低下を好感して反発してますが、昨夜の米国市場では、ダウ・S&P500・ナスダックの3指数がそろってマイナス圏に沈みました。特に注目されたのが、アップル(AAPL)の大幅下落です。

背景には、2024年のiPhone中国出荷台数が17%減少すると報じられたことがあります。中国市場でのトップシェアから落ちてしまうほどの失速は、ある程度予想されていたこととはいえ、アップルにとって大きな痛手です。

アップルが下落すると、構成比率の高いS&P500やナスダック100も上がりにくくなるため、これが米国株全体の重しになっていくため、注意が必要でしょう。

てなわけで、今日は米国株を中心に為替相場全体についても解説していくので、最後までお読みいただければと思いmす。

米国株:エヌビディアも“もらい事故”で大幅安

アップル株の下落による市場のリスクオフ(リスク回避ムード)は、エヌビディア(NVDA)などのハイテク株にも波及しました。

本来であれば、TSMC(台湾セミコンダクター)の好決算を受けて半導体セクターに期待が集まっていたにもかかわらず、アップル株の下落が引き金となってエヌビディアまで売られてしまった格好です。

■参考記事➡︎TSMC第4四半期決算/AIを中心に成長加速が見込まれる(note)

◆米国株の経済指標結果(12月小売売上高)
米国の12月小売売上高は、前月比+0.4%と、市場予想(+0.6%)をわずかに下回りました。しかし、前月分の数字が上方修正されたことや、自動車を除いたコアの数字が予想通りだったため、市場の評価としては『まずまず堅調』という印象です。

◆FRBウォラー理事の発言
ウォラーFRB理事は「今後の経済指標次第ではあるが、今年3〜4回の利下げが可能」と超ハト派(緩和的)コメント。これを受けて、米長期金利(10年債利回り)は一段と低下し、4.6%台まで下がりました。ただし、アップル株の急落などが要因で株価は伸び切れていません。
懸念されていたインフレは、今週発表されたPPI(生産者物価指数)やCPI(消費者物価指数)の数字を受けて、一旦は落ち着いたとの判断で買い戻されましたが、金利が相当下がったにも関わらず、まだまだ上値は重たい印象です。

ここには、トランプ次期大統領の政策に対する不透明感がありそうです。金利が低下したとはいえ、まだまだ米長期金利(10年債利回り)が4.5-4.6%という水準は高いと言えますが、トランプの政策に対する不安も根強そうです。

◆短期トレード戦略
短期であればレンジ意識。S&P500は5,800〜6,000ポイントのレンジ、ナスダック100は20,500〜21,500ポイントをコアレンジと考えておきたいところです。

アップルの構成比率の高いS&P500(6.7%)ナスダック100(9.2%)の両指数は、アップルが上がらないと上がりにくいですからね。iPhoneの売り上げ不振を踏まえると、しばらく上値は重たそうなので、じっくり押し目を待ちで良さそう。

トランプ関税など、ノイズも多く今のギクシャクした相場は株式市場にとっても決して心地の良いものではありませんから、一気に高値抜ける可能性はより下がっていると考えています。

◆中長期投資
中長期の場合は買い続けることが必然ではありますが、含み損をなるべく避けたいという人は、多少買いつつ買い下がっていく、買い増すチャンスを待てる相場でしょう。

また、今日はエヌビディアに関しても質問がありましたが、短期は130〜145ドルのレンジを意識してトレード。中長期の場合は今の相場で3〜4割ぐらい買って、130ドルの節目をしっかり割り込んでいく相場になったら、買い増せばOKでしょう。

為替:トランプに注目、まずは米ドル次第か

◆トランプ次期大統領の政策
1月20日に就任するトランプ次期大統領の政策にも注目です。関税政策やインフレの影響次第で、ドルが急騰する可能性もあります。もちろん関税が限定的であればドル安に振れるシナリオもあるので、発表内容を注視していきたいところです。

ドル円:日銀の利上げは織り込み済みで極端な円高にはなりにくい

◆日銀の利上げ観測
ドル円は155.00円を一時割り込む場面がありましたが、下落しきれずに粘る展開になりました。1月の利上げ観測はすでに市場に織り込まれており、米金利の低下があってもドル円は底堅いと見る向きが多いです。
1月23〜24日に予定される日銀金融政策決定会合での利上げは織り込み済みなので、むしろ『もし利上げしなければサプライズ』で円安に傾く可能性があります。3月以降の追加利上げに踏み込む内容が出ない限り、極端な円高にはならなさそうです。

◆短期トレード
日米金利差的に154〜155円はフラットな水準で、大きなイベントを控えて、ここであえて入っていくメリットはやや薄い。155円を大きく割り込んで151〜153円程度まで下がる場面があれば、押し目買いで細かく拾っていくのがベターか。

◆中長期投資
ドル円は上昇しやすい要因(米利下げを織り込んでも依然として金利差があるなど)が多いため、資産の一部を定期的にドル転して備えておきたいですね。155.00円前後や、この水準を割り込んだ場合はドル転して米国株投資の資金としても使いたいですね。

ポンド:大きな買い材料はなく、上値が重い状況が続くか

◆買い材料なく戻り売り継続か
ポンドについては大きな買い材料が見当たりません。インフレやトランプ関税など不透明感が強く、欧州通貨はドル高局面で売られやすい傾向にあるため、しばらくは戻り売りが続く可能性が高そうです。

スターマー政権は大幅な増税を掲げており、トラス・ショックほどの大幅なポンド安を引き起こすような財政悪化は見込まれていません。

とはいえ、トランプ関税によりダメージなども含めて先行きが不透明な上、インフレにも苦しんでおりBOE(英中銀)も含めて舵取りが難しくなっている印象で、だからこそ、ダラダラ売られているといった感じでしょうか。

特にトランプ関税発表なら、ドルは買われそうですし、ダメージを受ける欧州通貨というのは売られやすい関係にありますからね。

大逆転があるとすればウクライナ戦争で、これがトランプに変わって終結するという話になれば、一気に買い戻されることになりますが、まだしばらく先ですからね。
ポンドドルを見ても、1.20ドルの大台節目を割り込みにいくような値動きに。ドル安で反発する場面があっても、1.24〜1.26ドルの水準はそうそう回復できなそうなので、要注意ということで。

ポンドについては、後ほど詳しい解説記事を書いていく予定ですので、お楽しみに!

PR/まとめ:調整は継続か、押し目をじっくり待てる相場!

・アップル株の下落によって米国株全体が調整ムードに。
・エヌビディアやハイテク株も“もらい事故”で売り圧力がかかった。
・ドル円相場は日銀の利上げ観測を織り込んだうえで底堅く推移
・ポンド相場は大きな買い材料が見当たらず、戻り売りが続きやすい状況。
・投資初心者は、短期トレードならレンジ意識、中長期ならドルコスト平均法でじっくりと。
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ゆきママ
元主婦系投資インフルエンサー。過去にはFX攻略.com(雑誌)やMONEY VOICE(Web)で連載。

現在はFX・証券会社とタイアップして初心者・中級者向け相場解説中、みなさんの質問にバシバシ答えます!フォロワーさん優先。お仕事依頼もこちらまで→https://x.com/pawhara_arai/

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