【今週の相場一本勝負】Xデーへ向けトランプ・プット(市場救済)はあるか?なければ株価の下落継続へ…

ダウ先、ナスダック先物も先週末と比べて−4〜5%近い下落となっていますので、妥当な下げといったところでしょうか。
この暴落相場を受け、FRB(米連邦準備制度理事会)による緊急利下げの可能性が報じられるなど、市場からは政府・中央銀行による市場救済を期待する声が高まっています。
もっとも、パウエルFRB議長はいわゆるパウエル・プット(相場下落時に市場支援に乗り出すこと、損失限定のプットオプションになぞらえてそう呼ばれる)については否定的ですから、現段階で可能性としては低いでしょう。
■ロイター報道→「FRBプット」当面発動せずか、パウエル議長が様子見姿勢示す
今後さらなる下落が続き、信用不安で金融機関もダメージが懸念されるようなら変わってくるでしょうが、現段階であえて動くという状況ではないということですね。
まぁリーマンショックやコロナショックのように、流動性が枯渇(市場が機能停止する)ような状況ではないですから、まだ見送りということになるでしょう。
となると、焦点はタイトルにもある通り、トランプ・プットがあるか、トランプ大統領による市場救済があるかどうかが焦点となるでしょう。
それでは、今週の相場の展望について考えつつ、具体的なトレード戦略や勝負のポイントについて解説していきますので、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
PR/まだ投資をしていない人は今すぐはじめましょう!
ちなみに、まだ株を持っていないとか、NISAやってないという人は、今日、今すぐにでも下のバナーから登録して投資をはじめていただければと思います。過去30年で見てもS&P500(米国を代表する株価指数)が20%以上の下落となったのは4回しかありません。コロナショックですら−34%の下落なので、今回もそろそろ動き出せばかなり底に近いバーゲンセール価格で安く買うことができるでしょう。

NISA(少額投資非課税制度)を利用して米国株を買うなら、私も使っている松井証券がおすすめ!NISAなら取引手数料が無料で、コストなしで米国株を買うことができます。
焦点は「トランプ・プット」発動か?市場救済材料があるかに注目
海外の報道を見ていると、『FRBの緊急利下げ』や『ベッセント財務長官辞任説』、さらには『人民元切り下げによる米中通商合意』など、とにかくみんな願望を語るようになってきていますね。これは良くない兆候です。すでに全輸入品に課される10%のベースライン関税は4月5日からスタートしており、トランプ大統領が貿易的不均衡が十分解消されたと考えるまでは継続されますし、いよいよ2段目の国別追加関税(相互関税)は4月9日(日本時間同13時)から開始となります。
中国はすでに報復関税を表明していますし、EUも9日開催のECB理事会で報復関税を決定する方針と伝わっています。最短なら即日スタート、遅くとも今週末にはということで、いよいよ各国のテンションも最高潮になりつつあります。
というわけで、大きなポジティブ材料としては、トランプ大統領が関税を引き下げる(or撤回)するか、あるいは貿易赤字の多い中国や欧州(主にドイツ)との通商合意があるかどうかでしょう。
もし、合意があれば短期的には相場が一旦底を打ち、大きく上昇する可能性は高いでしょう。しかし、Xデーとなる関税発動の9日を過ぎても合意の兆候が見られないなら、一段と株価が下げる可能性に警戒しておきましょう。
まぁとにかく、市場参加者の大半の意見としては、何も見えない何も分からないということなので、短期的な小反発はありますが相互関税とそれに対する中国と欧州の相互関税が出揃うまでは、基本的に大きな買いは期待しないことでしょう。
今週も引き続き日経平均のショート・戻り売りで勝負!
過去のショック相場と同等の水準、高値から−30%の水準まで下がると考えると、S&P500は4,300ポイント、日経平均株価は28,000円程度ということになります。まぁそのレベルからなら現物を少しずつ買っても良さそうではあります。しかし、今のところは下げ止まる兆候を見せていませんから、先ほど書いたポジティブ材料(関税撤回・通商合意)が出てくるまで短期トレード的にはショート・戻り売りでしょう。
もっともノイズが少なく、ゴリゴリ下げてくれるのが日経平均なので、個人的には日経平均をショートで回転させています。まぁゴリゴリっと安値をつけて、そこから1,000〜1,500円程度反発したら売りポジションを追加してみるイメージでやってますね。
短期的には、願望みたいな期待感的な報道が出ると1,000円ぐらいあっさり反発してくるので、それに合わせて軽めにショート入れてけば良いと思います。具体的な通商合意や関税撤回がないと相場の本格反転はないでしょうからね。

何らかのプラス材料がでず、このままダラダラ下げていくなら26,000-30,000円レベルのレンジになってしまう可能性があります。まぁ中国か欧州との通商合意のないまま4月9日の相互関税がスタートした場合、このパターンになるでしょう。
少し利食い。また戻したら売る。底もそれなりには近いので、ツッコミ売りは避けつつ、1,000円以上跳ねれば売るスタイル。
— ゆきママ (@yukimamax) April 7, 2025
短期のボラでまぁまぁ稼いでインデックス投資で資産形成できそうですね👌
PR/初心者OKなGMOクリック証券/暴落時にはCFDで気軽に売りからも入れる➡︎https://t.co/2CZ69qxegx https://t.co/hpxvnvBRnY pic.twitter.com/Xfr9mbBRSf
私が実際に使っている口座です。10万円程度の少ない資金でも十分トレードができ、先週は2倍以上に増えました今週も毎日5%ぐらい増やせれば!⬇️
【PR】私がFXはもちろん、日経平均(日経225)やS&P500などの短期トレードで実際に使っているGMOクリック証券は、CFDで売りからも低コストで入れるので下落相場にも強いです!相場の色々な局面に対応できますからね。
日経225(日経平均)が約3,800円から。米国ナスダック100miniが3,100円、エヌビディアも約3,3000円からトレードできるなど、少額資金からトレードしたい方にもオススメ!



金利が下がらず悲観には遠い?ドル円が下がらない理由にも
為替、特にドル円を見ていて思うのは、ややトレード的本筋からはそれますが、とにかく金利が下がらないということに尽きます。だからドル円も下げないわけで。米国株価指数はすでに高値から−20%以上の値下がりとなっています。通常であれば、株価が大きく下がる時には投資マネーが安全資産とされる債券(主に国債)に集まり、債券利回り(=金利)は下がりやすくなります。しかし、今回は米国債の金利があまり下がっていません。

となると、株はなかなか買われない(債券の利回りが引き続き十分魅力的)わけで、株式市場はさらに苦しい立場に追い込まれます。
要するに、株式市場は悲鳴を上げて絶命寸前なわけですが、米国債の金利(=債券の魅力)がほとんど下がっておらず、まだまだ余力を残しているというか。
この辺も金余りの弊害なんでしょうかね。とにかく、株式市場的にはボコボコの瀕死状態ですが、マーケット全体としてはまだまだ余力を残しているとも言えるので、悲観一色になった場合にはさらなる株価の下落の可能性には警戒してきましょう。
ドル円はレンジを意識して損切り浅めにトレード!
株価がさらに下がり、マーケット全体が総悲観になり、金利低下のドル安からの円高トレンドみたいになるまでは、基本的にレンジを意識してトレードしていれば良いんじゃないかと思います。金利見てると下落トレンドと決め打ちしてトレードするような状況でもないですからね。昨日の記事でも書いた通り、リスクオフで円高になる時代はとうに終わってますし、リスクオフと思うならスイスフランを買うだけでしょう。

あえて難しいトレードをする必要はないですからね。レンジと割り切って短期トレードをしていく方が良さそうです。これでうまく稼げれば、あとは投資信託をコツコツ買ってくだけでFIREには近づきますからね。
とにかく、今週も変なトレードをしなければOKでしょう。損切りだけは浅めに入れつつ、大きなボラを取れればとっていくスタンスで良いと思います。
PR/私も使っているFX会社3選!スワップ以外も魅力的です
スワップ狙いでトレードしている人も、短期トレードで選ぶ場合も良いFX会社をピックアップしてみたので、トレードする方は参考にしていただければ!GMOクリック証券:全ての点で高水準、キャンペーン・特典も豊富です!
レベルの高い合格点を越えるスワップポイントをオールウェイズ出してくれ流のがGMOクリック証券です。最近、新しく高金利通貨のハンガリーフォリント円(HUF/JPY)、ポーランドズロチ円(PLN/JPY)、チェココルナ円(CZK/JPY)などが追加されています。➡︎PR/スワップ運用は乗り換え必須?GMOクリック証券の新4通貨ペア/スワップポイント比較

業界最大手で資金力もありますから、他の会社がキャンペーンやってたりすると被せてスワップ増量してくれたりしますし、定期的にいろんなキャンペーン・特典をやっているので、とりあえず持っておいて損はないでしょう。
口座開設のやり方を動画にまとめました!迷った方は見てください。18歳以上なら、誰でもスマホで簡単に口座開設に申し込むことができます↓
◆LIGHT FX:主要通貨のスワップならココ!
主要通貨、特にドル円とかユーロ円、ポンド円をスワップも狙ってトレードする場合は、LIGHT FXのLIGHTペアがおすすめです。もうここは不動の四番、エースなので、持ってない人は口座を作っておきましょう。このブログ限定で5Lot取引3,000円の特別キャンペーンも実施中ですからね↓
◆みんなのFX:新興国通貨でエグいキャンペーン定期実施中!
トルコリラ円やメキシコペソ円、南アフリカランド円など、高金利通貨ガチ勢にとって必須とも言えるのが、みんなのFXでしょう。スワップNo.1チャレンジと銘打って、他社より1円でもスワップが安かった場合、差額を上乗せするというマジキチキャンペーンを定期的に開催しています。しかもスプレッドの半分も戻すとか(白目)↓

あとは、相場を分析する上で重要な“通貨強弱”が口座を持っているとスマホアプリから見れますし、世界でも人気のチャートツール“TradingView”を無料で利用することもできるなど、機能的にも持っておいて損のない会社です。
新規取引5Lot以上で私の投資手法でもあるファンダ分析解説オリジナルレポートももらえますので、この機会に口座を作っていただければと思います↓
コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!