植田で上だ！日銀総裁就任会見でYCC修正ヒントなく円売り加速、そしてドル高へ…【4月11〜12日のトレード戦略】

2万円利食いして12万円持ってかれてマイナス10万円…ドル円のギャンブルとレートは致命傷で済んだぜ…。今回は良いところを見せすぎようと、無意味に粘りすぎてる感じが…そうすると犠牲者も増える…ごめんなさいなのだ。ギャンブルはちゃんと終えます；；

最近はレンジ気味で引っ張っても大体捕まるので、こういう地に足つけたドタドタ重いトレードは今の相場に向いてないですね。超絶反省します（焼き土下座）。

で、今日の植田日銀総裁の記者会見ですが、トータルで見ればまちまちといった印象なので、ここまでドル円が上昇するのは少しやりすぎ感があります。まぁ先々週あたりのOPECプラス減産合意で売られていた反動、最近の米経済指標の弱含みに対する反動（雇用統計が堅調）もあるのかもしれませんが。

植田日銀総裁・就任会見（10日19:15〜）

・物価安定は積年の課題
・総合的に判断し、点検や検証はあってもいい、政策委員と議論して決定
・12月の政策調整については、今は様子見する段階である
・現行のYCC継続が適当
・現状、日本では金利を大幅に上げる状況ではない
・利回り目標、ETF購入は副作用があった、しかし、間違いだったというわけではない
・マイナス金利政策、継続するのが適当

表面的に見ると見直しをしないわけではないが、今すぐではないといった感じですね。まぁ個人的にはどちらとも取れる内容だったと思いますが、ほぼノーヒントだったことは変わりないので、YCC（イールドカーブコントロール）に関しては、少しでもほのめかすと日銀アタック（債券売り）が始まってしまうので、常に牽制しながらいきなり調整という格好になりそうな気がします。

まぁ4月はともかくとして、6月以降は毎回、直前に円高になっていなければドル円のショートで良さそうかなと。警戒感が緩んだタイミングで、どこかで突然修正される流れですねこれは。

これを受け、狂ったようにドル円上昇。最初は円売りだけだったんですが、米国勢が参入して徐々にドル高に。雇用統計の堅調な数字はもちろん、米国のイースター明けのフロー、12日の米3月CPI（消費者物価指数）への警戒感もあるかもしれません。まぁ不在だった欧州勢が11日から帰ってくるので、またそれで変わりそうではありますが。

レンジと割り切ってのトレードが正解？トレンド形成の決定的材料なく…

ドル円はここで止まってくれれば良いんですけど、抜けてくと伸びやすいのかなぁといった印象です。ただ、材料もないので135.00円とかは流石にないでしょうが、踏み上げからの一段高で134.50円ぐらいはあり得るでしょう。

ドル円（日足）のチャート：外為どっとコム

痛みが激しい、迷いがある場合はポジションを減らすほうが無難です。下げても一旦、これまでの蓋となった132.70〜133.00円レベルはサポート（下値支持）となりそうですから、材料なく大きくズルズルは考えにくそうです。

ドル円5分足。日銀会見から止まらねぇ！まぁ何もなかったけどさぁ… pic.twitter.com/MTqhy0ANk7
— 米国株アライさん💛完全先出しFX実況戦士 (@pawhara_arai) April 10, 2023

5分足で一本調子で上でしたが、133.70〜133.80円レベルでは流石に一旦利食いも出ているので、ここで止まればという雰囲気はあります。133.70〜133.80円レベルはテクニカル的にも重要ですし、ISMショック前の水準ですから、1つの上値目処ではあります。

とりあえず、一旦は様子見で下値とのレンジを確認した上で、余裕があれば明後日の米CPIへ向けてポジションを作っていくイメージ。CPIへ向けポジションは作っても134.10円では一旦損切りしたい。

目先は132.70〜134.00円のレンジになりそうですが、抜ければ134.50円ぐらいまでは見ておきたいところです。

ユーロドル（日足）のチャート：外為どっとコム

ユーロドルは良いところ無し！結局、1.090ドルも割り込んでしまいましたし、上昇トレンドは一巡というか、結局はドル次第。ドルが緩めば1.09台復帰はあるでしょうが、ユーロそのものの買い機運が高まらない限り無理でしょう。

ECB（欧州中央銀行）による5月以降の利上げが確定すれば一段高はあり得ますが、今の時期それを織り込むのは難しいでしょう。少なくとも5月まではこのままか。

ユーロ円（日足）のチャート：外為どっとコム

ユーロ円も円売りに押されて一段高ですが、やはりユーロそのものが買えるようにならない限り、こちらも上値は限界が近いように思います。まぁ145円台半ばぐらいはあり得るにしても、そこから上はユーロ買い材料が必要でしょう。

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とりあえず、上抜けなければ今日明日は落ち着きどころを探って米CPIの数字確認ということになりそうです。米CPIが強めでドル高でも、それは利上げと高金利継続を意味することになりますから、株価にとってはマイナス材料なので、そうなると株価が下がって円高なのでドル高でも自ずとドル円の上値も限界、クロス円、ユーロ円も上値は限定的かと思います。

ちょっと今日は円売りもやりすぎな感じなので、まずは様子を見たいところではあります。デイトレならギャンブルするか、レンジと割り切ってレンジ下限付近ではロング、上限付近ではショート、抜けたら損切りぐらいのトレードが良さそうです。あとはアライさんと焼き土下座してきます。申し訳ありません（ジュジュジュジュ…）

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— 米国株アライさん💙cisを超えた為替神💛 (@pawhara_arai) July 28, 2022

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